ダンスタイムにはゲストに交ざってマネキンのギャノンさんと笑顔で踊っていた。
式場スタッフが用意した即席のギャノンさんはゲストたちにも大うけで、会場にポツンと置かれたマネキンの新郎と一緒にダンスしたり、セルフィーを撮ったりと少々雑な作りながらも新郎とのユニークな時間を楽しんでいた。
そしてこの様子を式場スタッフがTikTokアカウントで報告すると、スタッフたちの機転が大きな話題を呼んだ。
「新郎は気の毒だけど、このアイディアは最高だよ」
「iPadと結婚したみたいになっていて面白い」
「悪い状況を打開するにはいい方法だ」
「“病めるときも健やかなるときも”の極みだね」
「この結婚式に出席したけど、新郎がいなくても素敵な式だったよ」
「結婚式の24時間前からは、新郎には何も食べさせない方がいいみたいね」
多くの称賛や笑いのコメントが届いているが、なかには「私だったら新郎のそばにいると思うけどな」とクリスティーンさんの選択を非難する声も見受けられた。これについてギャノンさんは「病院は面会制限があったし、僕が回復して式に出席できることを祈って、結婚式をキャンセルせずに行おうと2人で決めたんだ。クリスティーンには友達や家族と一緒に過ごしてほしいとも思っていたしね」と明かしている。
式が始まる2時間前に病院に運ばれてしまったというギャノンさんは、治療が終わり式場に立ち寄ったが、とても参加できるような状態ではなかったためそのまま帰宅した。その後は56時間も寝込み、無事に悪夢の食中毒から回復したそうだ。
画像は『TheVictorianYoungsville 2021年11月16日付TikTok「he had severe food poisoning & is doing better now!」』『New York Post 2021年11月24日付「Bride dances with mannequin after groom misses wedding day」(Courtesy of @z06karmire)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)