「何も反応しなかった。すべきではなかったから。私は顎を前に押し出して肩をすくめ、彼と目を合わせないようにした。そして屈辱の熱が体中に溢れるのを感じた」と綴っている。だがこの現場を目撃したダイアン・マーテル監督は、エミリーに向って「大丈夫?」と叫んだという。
マーテル監督は『The Sunday Times』の取材に応じ、この件について「ロビンがエミリーの胸を掴んだ瞬間を覚えています。ロビンはエミリーの後ろに立っていました」と証言、当時の様子をこう伝えた。
「私は、もの凄く攻撃的なブルックリン訛りで『一体何をやっているの! これまでよ! 撮影は終わり!』と叫びました。するとロビンは気まずそうに謝ったのです。まるでエミリーの気持ちを理解しなかったのが、悪いことだと分かっていたかのようでした。」
マーテル監督によると、ロビンがこのような行為をするまで撮影は楽しく進んでいたそうだ。しかしその後「ミュージックビデオの制作を中止する」と告げると、エミリーは「続けても大丈夫です」とプロフェッショナルな姿勢を見せたという。
なおエミリーは、撮影中に「ロビンは少し酒に酔っていて、私たちと同じように楽しんでいるようには見えなかった」と加えている。
画像2、3枚目は『Robin Thicke 2021年8月10日付Instagram「All dressed up and headed to set!」』『Emily Ratajkowski 2021年2月25日付Instagram「This is the cover of MY BOOK!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)