母親の精神的、肉体的苦痛の配慮が必要だ。
欧米のほとんどのクリニックでは高齢女性の体外受精を禁じており、イギリスの国民保健サービス(NHS)は42歳がリミットとしている。一方でインドでは、60代や70代の体外受精による妊娠、出産がたびたび伝えられている。
2019年には、インドの74歳の女性が双子の赤ちゃんを出産し、世界最高齢だと話題になった。しかし高齢で心臓に問題を抱えていた夫は昨年亡くなっており、女性が1人で双子を育てているという。
また2016年には、2008年に70歳で出産したラジョ・デヴィ・ロハンさん(Rajo Devi Lohan)が「子どもを産むことが自分の身体に与える影響について、真剣に考えてはいなかった」などと述べ、出産後の苦悩について明かしていた。
そんななか再び70歳の女性が出産した今回のニュースには、「またインドか。子供がかわいそう」「親の勝手で子供が苦しむ」「先が長くないのに、子供はどうなるのか」「年齢制限を設けるべき」「受け入れる医師にも問題がある」「全てのレベルで間違っている」といった非難の声が多数あがっている。
Indian woman ‘has her first child at 70’ to become one of the world’s oldest new mothers after she and husband, 75, conceive son through IVF
Jivunben Rabari, who claims to be 70, gave birth to a first son earlier this month pic.twitter.com/5daGh8qbZq
— MassiVeMaC (@SchengenStory) October 18, 2021
画像は『The Mirror 2021年10月18日付「Woman, 70, becomes ‘one of world’s oldest mums’ as she welcomes first baby」(Image: Jam Press Vid/Rare Shot News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)