同保安官事務所がFacebookでこの事故に関する続報を投稿した。
今回の件を担当したランディ・スミス保安官(Randy Smith)は、ティモシーさんを発見するために国や州の魚類野生生物局のスタッフと協力して捜査を続けていたという。
そしてティモシーさんの自宅近くにあるエイブリー・エステーツという地域でワニの姿を発見したため、近くに罠を仕掛けた。すると捕らえられたワニは体長12フィート(約3.6メートル)、体重504ポンド(約228キロ)もの大きさだったそうだ。
このワニは安楽死させられて詳しい検査が行われたが、胃の中から人間の遺体の一部と思われるものが出てきたという。現在は、これがティモシーさんの本人のものか確認するための作業が進められている。
「必ずティモシーさんを見つけ出す」と強い信念を持って2週間以上捜査を続けてきたランディさんは「今回の悲劇に、ティモシーさんのご家族には心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。調査結果が愛する人を連れ戻してくれるわけではありませんが、これで気持ちの整理がつけられることを祈っています」とコメントした。
なおアメリカにおいてワニは、テキサス州中央部からノースカロライナ州にかけて南部沿岸に広く生息している。その中でもルイジアナ州とフロリダ州に多く生息しており、各州で100万頭以上の野生のワニが棲みついているそうだ。
画像は『St. Tammany Parish Sheriff’s Office 2021年9月14日付Facebook「***UPDATE – Alligator Suspected of Attacking Slidell Man Captured***」』『NOLA.com 2021年9月13日付「Alligator thought to have killed Slidell man caught, St. Tammany officials say」(PHOTO PROVIDED BY RICHIE SMITH)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)