これまでにも何度か羊の群れで文字などを作ってSNSに投稿していた。しかしハート型を作るのはなかなか上手くいかなかったようで「動画は3、4回撮り直したよ。まず放牧地に大麦をハート型に並べていくんだ。そうして準備が整った後で、羊を一斉に放すんだよ」と明かしている。
そしてがんで2年ほど闘病していたというデブさんについては、次のように述べた。
「叔母は僕にとって特別な存在でね。信じられないくらい寛大で思いやりのある人だった。農場に来るのも好きでね。僕の羊の群れを使ったアート作品を『自慢に思うわ』とも言っていた。」
「そんな叔母を亡くしてつらかったし、直接さよならを言えなくて心が痛んだ。でもこういう状況なのだから仕方ないと思う。僕が撮影していた時、叔母が雲の間から顔を出して見ていてくれたことを願っているよ。」
「それとこの動画を見て、たった1人でも笑顔になってくれたなら、叔母は僕のことを誇りに思ってくれると思う。満面の笑みを浮かべてね。」
さらにベンさんは、動画が拡散したことについてこのように語っている。
「今はこんな時期だから、つらいことがたくさんある。やりたくてもできないことが山ほどあるよね。だから世界中のみんなが、少しばかりの愛を必要としているんだと思う。愛をシェアすることって大切なことだと思うんだ!」
画像は『Benjamin Jackson 2021年8月24日付Instagram「I made this for my Aunty Deb.」』『9News 2021年8月25日付「Sheep farmer’s creative tribute to his aunt after being unable to attend her funeral」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)