「このような突然変異は他の動物に比べて爬虫類に多く見られますが、それでも非常に珍しいケースです」とコメントしていた。
このたびの発見には、多くの人から「素晴らしい発見だ」「もしメスのウミガメだったら、また出産しに戻ってきてほしいね」「自然のいたずらかな?」など驚きのコメントが寄せられている。
このウミガメは何枚か写真を撮ってから他のウミガメと共に海へ放たれたが、「どのくらい長く生きられるのだろう」と心配する声も見受けられた。
小さな赤ちゃんウミガメは魚や海鳥など多くの脅威にさらされながら生きていくため生存率は低く、成体になるまで生き延びるのは1000匹に1匹、または10000匹に1匹と言われる。
大学でウミガメ調査グループを管理するケイト・マンスフィールドさん(Kate Mansfield)は「双頭のウミガメが生き延びる可能性もありますが、確率はかなり低いと思います」と話し、これまでに重度の奇形を持った成体のウミガメに遭遇したこともほとんどないと明かしている。
画像は『South Carolina State Parks 2021年7月24日付Facebook「Edisto Beach State Park sea turtle patrol had a very rare find during a routine nest inventory.」』『FOX 35 Orlando 2021年7月27日付「Two-headed turtle found at South Carolina state park」(Credit: South Carolina State Parks)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)