両隣の生徒は見て見ぬ振りで歌を歌い続ける。また前列の生徒たちもあまり表情を変えないが、会場からは笑い声が聞こえてくる。そして曲が進むとトレバー君のダンスは次第に大胆になり、すぐ後ろにいる男児は口を押えて笑い出していた。
この動画は3週間で再生回数が1100万回を超えて話題となり、メディアのインタビューを受けたトレバー君は、卒業式で踊り出したきっかけや動画への大きな反響についてこのように語った。
「実は歌を歌っていたらつまらなくなってきて、ちょっとだけ振りをつけてみたんだ。その時はすぐに踊りを止めたけど、算数の先生が僕に『もっとやって!』と言わんばかりなのを見て、曲の間ずっと踊り続けることにしたんだ。」
「たくさんの人が動画を見てくれていて、気分がいいよ。クレイジーだけど、みんなをハッピーにしてるんだからすごいと思う。僕はただ、面白おかしく踊っていただけなんだけどね。」
一方でそんなトレバー君を観客席から見ていた母は、次のように明かした。
「卒業式で息子が突然踊り出した時は、少なからずショックを受けたの。でも義母や母と『まさかあの場で踊るとは思わなかったけど、あれこそいつも通りのトレバーね』と話をしていたのよ。周りのみんなはとても楽しんで、あちこちで笑いが起こっていたわ。」
もし現状に「大丈夫(I’m Good)」と言えない人がいたら、トレバー君のユニークなダンスをご覧いただきたい。笑いが止まらず、何度も見たくなることだろう。
画像は『InspireMore.com 2021年6月24日付「Dancing Boy Steals The Show At Graduation Ceremony And His Confidence Is Everything.」(Facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)