次のように述べた。
「こんなになるまで、いったいどれだけの月日がかかるのか想像もできません。サイモンはやせ細り、体にはかなりの数のノミが寄生していました。」
「トリミング後のサイモンは、まるで歩くことをイチから学んでいるようでした。小さな体にあれだけの重さの毛を抱えていたわけですから、足にかなりの負担がかかっていたのです。ただ皮膚の状態は思ったよりもよくホッとしています。今後はドライアイの治療と歯の手術が必要ですが、すでに引き取りたいという申し出が来ているのですよ。」
実はサイモンが保護されたのは森林地帯で、飼い主に飼育放棄されて逃げ出したのか、それとも捨てられたのかなどについては全く分からないという。
サイモンのビフォーアフターの動画は大きな注目を集めており、TikTokの動画再生回数は3日間で760万回を超えている。
ユーザーからは「保護されて本当によかった」「シェルターのスタッフに感謝」「長い間つらい思いをしていたのね。よく頑張ったわ」「早く良くなるといいわね」とサイモンやシェルターを応援する一方で、「保護された時の写真を見た時は涙が止まらなかったわ。飼い主は最後まで責任を持つべき」「シーズーの野良犬だなんて! きっと飼い主が捨てたのよ。犬を飼う資格なしよ」と以前の飼い主を批判する声も見受けられた。
ちなみに2019年には米ネブラスカ州で長い間飼い主に放置され、4キロもの毛の塊をまとい歩くことができなくなった1匹のシーズー犬が保護され、第2の人生を歩み出した。
画像は『KC Pet Project 2021年6月18日付TikTok「An update on Simon!」、2021年6月16日付TikTok「This is an amazing transformation」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)