ジョセフさんは「2匹がそろう確率は10億分の1だからね。それがお皿に載せられて誰かのディナーになってしまうなんてあり得ないよ」と笑うと、店のマネージャーや水族館の協力に感謝した。
2匹は健康チェックと3週間の検疫後に展示されることが決まっており、同水族館のキュレーターであるスコット・ブラッカーさん(Scott Blacker)は「人を惹きつける、非常に珍しいオレンジ色のロブスターが2匹もそろうなんて、本当に特別なことだよ」と興奮気味に語っている。
ただ偶然は続くもので、英北西部ブラックプールのシーライフセンターにも昨年10月、ランカシャー州の海岸沿いの町で見つかったオレンジ色のロブスターが寄贈されたという。
ちなみに2019年には、米メイン州で5千万匹に1匹という左右の色が違うロブスターが捕獲された。また今年4月には、イギリス南西部の沿岸で、漁師が200万匹に1匹という鮮やかな青色のロブスターを発見して話題になった。
画像は『The Sun 2021年5月26日付「CLAWS SHAVE Lobsters saved from the cooking pot when eagle-eyed shopper realises they’re among world’s rarest」(Credit: SWNS)』『Leicester Mercury 2021年5月29日付「Rare orange lobsters given home in Birmingham Sea Life Centre」(Image: Sea Life Birmingham)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)