次のような言葉を添えている。
「すべての投稿は最高の角度や光の加減により生み出された、一番良い状態を切り取った物です。あなたの価値観を、その一部分だけで決めつけないで。」
「ベストショットを投稿することは、それはそれで良いと思います。ただSNSではこのような投稿ばかり目にし、良くないと思われる部分はほとんどありません。だからと言って、そうした人にセルライトや妊娠線などが存在しないということでは無いのです。」
「ありのままの自分を受け入れる勇気を持ちましょう。私はセルライトや妊娠線は美しく、それらがあるのは普通のことだと思っています。すべての女性がこれらの特徴を持っているという事実を受け入れ、本来の姿をSNSでシェアすることが普通になるようにしていきましょう。」
「メディアの“完璧”という基準は、流行によって変化していきますが、私たちの身体は流行に左右されることは無いはずです。」
真実の姿をさらしたジョージーさんの投稿には、今月2日の時点で8万件以上の「いいね!」が寄せられており、コメント欄には「こうした素晴らしい活動は、他の人だけでなく自分の自信にも繋がるよね」「この活動には感謝しかないよ」「私を含めた多くの人が、自分の身体を好きになれたと思う」など共感の声で溢れた。
ジョージーさんがこうした比較写真を投稿し始めたのは、昨年6月のことだった。これまで自分の身体にネガティブな思いを抱いたことは無かったジョージーさんだったが、フォロワーが増えてくると『編集しているだろう』という声が多く寄せられ、それらコメントを読んでいるうちに気分が落ち込んで苦しんだという。
別の投稿にて、キレイな写りの写真は納得がいくまで30回以上も取り直したと明かしているジョージーさんは「左右どちらの写真も、本当の私」と思いを打ち明けた。
「私は美しい写真を生み出したいけど、同時に“完璧な写真”の裏側にある真実を見せたいのです。」
そう語るジョージーさんは、今もありのままの姿を受け入れる“ボディポジティブ”の考えを発信し続けている。
画像は『Georgie Clarke 2021年4月30日付Instagram「Incredibly proud and honoured to announce I am now @womensbest brand ambassador for the next year!」、2021年4月20日付Instagram「Don’t let someone’s “highlight” effect your self worth.」、2021年1月30日付Instagram「SAME BODY, SAME SIZE…different pose」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)