川沿いの羊をアナコンダが襲う瞬間 数秒で首を絞め上げ水中へ(ブラジル)<動…
Rank.1
服を着ることやお風呂に入ることも覚えていないゲリーさんとの会話は聖書に関することだけだった。イボンヌさんは毎朝必ずゲリーさんより早く起き、彼が目覚めた時に横にいるようにしている。そして、もしかして記憶が戻っているかもしれないという期待とともに「私はあなたの妻よ」と自己紹介をする。続けて2016年に何が起こったのか、出会ってからのゲリーさんのことを1時間かけて説明するのだ。
現在47歳のゲリーさんには3人の娘がおり、孫までいるが、そんな彼女たちも毎朝自己紹介をしなければならない。読み書きや車の運転もできず、仕事もできないゲリーさんは、記憶を抑制しているものが解放されるようにスリープクリニックや精神科医のもとに通っているという。
ゲリーさんを支えているのは、結婚26年になる妻イボンヌさんのポジティブな精神だ。彼女は「彼は毎日私に恋をしているの」と優しく彼の足をさすり、ゲリーさんは「一日一日を導いてくれる神と、献身的な世話をしてくれる妻がいなければ、私は今ここにいないでしょう」、「朝になって目が覚めて違う女性がいても、私はその人が妻ではないと分かります」と愛の強さを感じているそうだ。
画像は『News24 2021年5月12日付「Pretoria dad and husband wakes up every morning with no memory」(Photo: Fani Mahuntsi)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)