欧米では近年、健康管理や疾病リスクを知るためでなく自分のルーツを探るための遺伝子検査が人気である。アメリカに住む一人っ子の男性は最近、この検査を受けて意外な出生の秘密を知ったという。『The Sun』『LADbible』などが伝えている。
米ジョージア州アトランタに住むアンディ・ナビルさん(Andy Nabil、26)は昨年のクリスマスに「自分のルーツを知りたい」と遺伝子キットを購入し、両親と一緒に検査を受けた。
この検査では「ルーツはどこの国や地域なのか。そしてそれは全体の何%を占めるのか」という遺伝子情報がデータで示されるほか、情報をシェアすることで自分が知らなかった親戚とつながることができる。
アンディさんは父に「君のルーツはほとんどがフランス人とイギリス人」と聞いており、「実際のところはどうなのだろう」と興味津々で検査を受けた。しかしながら検査の結果は意外なもので、中東40%、アイルランド16%、フランス14%、イングランド&北西ヨーロッパ11%、スコットランド8%と続いた。
さらに驚くべきことに、アンディさんは母の名前は認識できたものの、自分の父が全く違う人物であることに気付いて動揺した。そしてTikTokで今月9日、自分の検査結果を公開すると次のように述べた。
「父の名前を見て、『いったいこいつは誰なんだ!』と焦った。そしてネットで検索を続けていくうちに、実父が精子提供者だったこと、僕には今まで存在すら知らなかった異母きょうだいがいることを突き止めたんだ。そのうちの15人は以前、メキシコで落ち合って、父親とパーティまでしていたんだよ。」
「ずっと一人っ子だと思っていたのに…。2日前には僕がきょうだいの中で2番目に年上だってことも判明した。それも“31人”のきょうだいの中でね!」
実はアンディさん、両親から精子提供の話を聞いたことがなかったそうで、