もちろんマヤちゃんにも発現する可能性を知っていた。タリタさんは「私が子どもだった頃、他の子と違う見た目からいじめを受けていたので、この髪を隠して生活していました」と当初は自分の見た目をネガティブに捉えていたという。
しかし「20代になった時、この髪はユニークで特別なもので、この髪を美しいと思ってくれる人もいると気が付いたんです」と考え方を変えることができたそうだ。
マヤちゃんが生まれ、その姿をカメラマンに撮影してもらいSNSに投稿すると、多くのユーザーから「『101匹わんちゃん』の“クルエラ”みたい」「『X-Men』の“ローグ”そっくり」「『アナ雪』の“アナ”だ!」などのコメントが寄せられたという。
これをきっかけに、マヤちゃんとお揃いの“クルエラ”や“ローグ”のコスプレをすることに決めたタリタさんは「マヤにはこの見た目を楽しんでもらいたいと思ったのです」と明かしており、マヤちゃんと一緒にコスプレを楽しんでいる。
「かつて私に苦痛を与えた白い髪は、マヤが生まれたことによって優しさと愛を運んでくれています。」
そのように語るタリタさんのもとには、同じく特徴的な見た目を持つ人々から隠さずに楽しむ姿勢を見せてくれたことに対して感謝のコメントが寄せられている。
「特別な見た目を持つ人がそれを隠したりするのは悲しいことだと思います。私たちはみんな同じ美しさを持つ必要はないのです。誰でも受け入れる心と愛を持っています。私たちは知識と変革の時代に生きているのです。違いを楽しみましょう。」
画像は『Bored Panda 2021年1月25日付「Mother Encourages Her Two-year-old Who Was Born With A White Streak In Her Hair To Embrace Her Uniqueness」(Image credits: mayahaziz)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)