以下のように反論した。
「前回の動画を理解できないという人たちからのメッセージを受けて、撮影当時の裏側を共有することにしました。」
「ソニーは(雪へのダイブを)楽しんでいました! この雪は一日かけてベランダに降り積もったもので、雪に埋まってしまうといった危険は全くありません。」
「私たちは文字通り雪が降るのを見ていたんです。それに、何回か事前に練習してから臨んでいます。こんな風に(柔らかな)雪は次の日にしか楽しむことのできない、滅多にない状態なんですよ。」
「そうね、私も子供を雪の中に投げ入れるのはよくないと思うわ。でもこんな雪が降ったら、ゲーム開始よ!」
2本目の動画で、ジュリアさんはソニー君の脇を抱えて雪の中に沈めるようにゆっくりと足先から降り下ろしては引き上げるといった動作を何回か繰り返している。どうやらソニー君を雪の感触に慣らしつつ、雪の柔らかさを確認しているようだ。雪に埋もれるたびにソニー君はクスクスと声に出して笑顔を見せている。
そして雪に投げ込まれた直後のソニー君の姿も捉えていた。ジュリアさんは雪に埋もれたソニー君をすぐに引き上げて、顔にかかった雪を払った。その時ソニー君は笑顔こそ見られないものの、恐怖や涙を見せている様子はない。
実はジュリアさん、1本目の動画に「この動画を見て不安に思う人もいるかもしれません。でも雪のある環境で育った人には、こんな風な雪は滅多にないものだって分かるはず!」とコメントを添えていた。
ジュリアさんが“雪上のプロフェッショナル”という点から多くの人は「ただの楽しい雪遊び」と好意的に捉えており、2本目の動画にはジュリアさんを支持するコメントが集まった。
「こんな風な雪が積もったら私たちも同じように子供を遊ばせるわ。」
「あなたは素晴らしい母親よ。こんな風に人を判断する恥ずべき母親たちの意見を聞いて、わざわざ説明することなんてないわ。そもそもこの人たちは雪を見たことがあるのかしら?」
「子供ってこういう遊びが大好きよね。ソニー君もとても喜んでいるように見えるわ。」
またこの動画を見たデイヴィッド・ヒル医師(David Hill)は『TODAY Parents』に「危険は見受けられません」として、以下のように述べた。
「この動画からは、ソニー君が危険にさらされている様子は一切見られません。」
「気温に対して赤ちゃんはきちんと着こんでいて、両親は環境にも赤ちゃんの健康にもしっかり気を配っているように見えます。」
こうして医師からもお墨付きをもらったジュリアさん。数日後にはわずか1歳にして上手にスキー板を操るソニー君の姿もインスタグラムにてお披露目している。
しっかりとママの血を引き雪に親しんでいる様子のソニー君にとって、今回の騒動は大きなお世話だったのかもしれない。
画像は『Julia Mancuso | Podcast Host 2020年12月1日付Instagram「Sonny loves the snow」、2020年12月27日付Instagram「Sonny the skier」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)