「公的な書類だけど彼らの名前は消しておいたわ。むやみに名前を晒す必要はないからね」と実在の人物の名前は削除して投稿したようだ。
女性ユーザーの“amanDa”さんは「これらは“録音音声の文字起こしと保存に関する試用試験(Darts)”が招いたエラーの可能性がある」として、その原因を以下のように指摘している。
「裁判所はこの1週間ずっとこの試用試験をしていたわ。まさか、この(ディズニーキャラクターの)子悪党たちの名前が最後まで残されているとは思わなかったけどね。おそらくDarts試験によるエラーじゃないかしら。」
「他の裁判所では普通『テスト1』『テスト2』って表記するんだけどね。どうやら私たちの裁判所ではジャック・スケルトン(『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の主人公)が起訴されてしまったみたいね。」
この騒動を受けて『HM Courts&Tribunals Service』の公式Twitterは、12日の早朝にレイシャさんの投稿に対して以下のように説明と謝罪を述べた。
「このたびのエラーに関して謝罪を申し上げます。我々は新しい事案管理システムのテスト中で、これらの(キャラクターの名前は)テスト用に作られたものです。掲載前に削除されるべきものでした。」
「現在、私たちのチームによって最終的なリストが再掲載されており、これらのテスト用の事案も被告人たちも削除されています。」
レイシャさんはこの裁判所からの謝罪に「謝ったりなんてしないで! 今年1年で最も素晴らしい法の出来事だったわ」と返信しており、ユーザーからもこの裁判所のミスを「ユーモラスだ」と好意的に受け止める声が相次いだ。
現在、このテスト版はすでに削除され正式なリストへと変更されており、ディズニーキャラクターの名前が記載されたこの出廷リストは幻のリストとなっている。なお同裁判所は、愛らしいディズニーキャラクターを有罪にしてしまったことに対しても謝罪した。
画像は『Leisha Bond 2020年11月12日付Twitter「What’s going on at #stoke #crowncourt tomorrow!?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)