脱出不可能となってしまった。また夜が明けて、眠そうなヤマネの姿も捉えられている。ハンプシャー州でヤマネの保護活動を行う団体「Hampshire Dormouse Group」は冬眠に備えエサを食べて40グラムまで大きくなったヤマネを過去に記録しており、これは通常時の倍の大きさになるという。
ヤマネを発見したシェリルさんは、Hampshire Dormouse Groupにアドバイスをもらうために連絡した。同団体からは「ゆっくりと給餌器からヤマネを取り出し、ヘッジロウがあるところへかえしてあげて下さい」と返信があり、無事にヤマネを救出できたそうだ。
これらのヤマネの写真は、絶滅危惧の野生動物などの救済にあたる慈善団体「People’s Trust for Endangered Species」がTwitterで今月18日、「今までたくさんの野生のヤマネを見てきましたが、こんな状態のヤマネは見たことがありません! 冬眠を乗り越えられるのは間違いないでしょう」と記して投稿した。
ユーザー達からは「こんなことって起きるの!?」「必要なものがそこにあるなら動く必要は無いもんな」「長いロックダウン後の姿ってことか。気持ちはよく分かるよ」など、驚きとヤマネの行動への共感の声が相次いだ。
画像は『The Sun 2020年11月20日付「FAT’S IT I’M STUCK Greedy dormouse ate so many seeds in a bird feeder it got too fat to get out」』『People’s Trust for Endangered Species 2020年11月18日付Twitter「We’ve seen dormice curled up in some peculiar places but we’ve never seen this!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)