「『魅せられて』は大事に大事に、声と体力が続く限り歌わせていただきます。あのドレスを着られるよう頑張って」と筒美さんに呼びかけるように冥福を祈った。
実はジュディ・オングのデビュー曲『星と恋したい』(1966年5月)をはじめ初期の頃に歌った楽曲で作曲を手掛けた市川昭介さんが2006年9月26日に肝不全のため73歳で亡くなったこともあり、フォロワーから「市川先生と筒美先生と、恩師を亡くされてショックですよね。でも、作品は残ります。ジュディさん、歌い続ける事が筒美先生のお気持ちだと思います」というコメントが寄せられた。
また「私も筒美京平先生の訃報悲しいです。名曲沢山、大好きです」というファンは、「特に、ジュディさんの 魅せられて が大好きで、カラオケマイクでは絶対に歌う。私の18番です。ドラマティックな歌詞に楽曲。大人になって、グッときます。これから、ずっと歌い継いで下さい」と願っていた。
今年4月28日放送のTBS系『マツコの知らない世界』で「昭和ポップスの世界」を取り上げた際に、ジュディ・オングがサプライズ登場して“昭和イントロ・ベスト10”で1位に選ばれた『魅せられて』を生歌唱。袖をさらに長くしたという羽衣のような衣装で『紅白』に出場した当時とそん色ないパフォーマンスを見せてマツコ・デラックスたちを魅了していた。
ジュディ・オングによると、筒美京平さんは「絶対これ自分でアレンジする」というほど『魅せられて』に思い入れがあったようだ。ちなみに『魅せられて』のレコーディング前に曲だけの段階でレッスンしてくれたピアニスト・羽田健太郎さん(2007年6月2日に58歳で逝去)は「この曲売れるよ」と一言だけ残して帰ったという。
画像は『JudyOngg_Official 2018年3月22日付Instagram「新曲「ほほえみをありがとう」が昨日リリースされました!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)