最初のクリスマスを自宅で迎えることができたのだった。
そんなローガン君の成長について、ヴァレリーさんは次のように語った。
「実は出産後しばらくして、看護師に『ローガン君の大きさがわかるように、隣に何かを置いておくといいわよ』と提案されました。当時はまだ私も身体がつらかったので、夫に『保育器の中に入れることができて消毒が可能なものを買ってきてくれないかしら』とお願いしたのです。」
「夫はすぐにスーパーマンのフィギュアを見つけてきてくれて、私は「息子にピッタリだわ」と感激したのを覚えています。スーパーマンはローガンの身長とほぼ同じ30センチの大きさで、その後はローガンの成長ぶりがわかるように隣に置いて写真を撮り続けてきました。」
「入院中はもうダメかと思った時もありましたが、ローガンは今年4歳になり、健康で元気いっぱいです。」
「ローガンには『あなたが生まれた時はスーパーマンのフィギュアと同じくらいの身長しかなかったのよ』と話をしていますが、まだ本人はよく理解していないようです。ただ私たちにとってあのスーパーマンは、ローガンの成長を語るうえで欠かせない大切なものです。だってあんなに小さかった子がここまで大きく育ってくれたのですから…。」
なおヴァレリーさんは普段、スーパーマンのフィギュアを棚の上に置いているそうで、誕生日になると写真を撮るためにローガン君に手渡すのだという。
「ローガンに預けっぱなしだと、バラバラにされてしまいそうでね」と笑うヴァレリーさん。次にスーパーマンが活躍するのは9か月後になりそうだ。
画像は『Metro 2020年10月23日付「Premature baby born the size of a Superman toy miraculously survives and thrives」(Picture: Valerie Ray / SWNS.COM)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)