「投稿を削除するように」と自宅に押しかけたことが明らかになっている。
カレンさんもまたケヴィンに子犬を譲渡しており、その後連絡が取れなくなったことで注意を呼びかけていたのだった。カレンさんは自宅にやって来たケヴィンについて次のように明かした。
「8月12日の午前2時、ケヴィンがうちにやってきました。私は身の安全のためドアを開けることはしませんでしたが、彼は7時40分頃まで私がドアを開けるのを外でずっと待っていたんです。」
「彼は私に投稿を削除するよう頼んできました。それはかなり必死な様子でしたが、私は『譲渡した子犬が無事である証拠と誰かに譲ったのであれば、それが誰なのかを教えてくれるまでは絶対に削除しない』と伝えました。」
のちにケヴィンから証拠写真が送られてきたようだが、カレンさんが譲渡した犬ではなく、どこかで撮影した野良犬とおぼしき写真だったそうだ。カレンさんは弁護士を通じて9月1日、アグアスカリエンテス州司法長官にケヴィンが動物虐待を働いたとして訴状を提出したという。
その後、カレンさんの呼びかけが功をなしたのか、SNS上で次々とケヴィンについて注意するように情報が拡散されていった。しかしSNSユーザーによると、ケヴィンは名前とプロフィール写真を変えて新たにアカウントを開設しているそうだ。
ケヴィンについて詳しい素性はまだ分かっていないものの、SNSユーザーの中にはケヴィンの職場まで突き止めたという人もおり、その勤務先と思われるメキシコの大手醸造会社にはケヴィンについて処分を求める声が相次いで寄せられている。
画像は『The Sun 2020年9月25日付「SNAKES ALIVE Snake farm owner ‘pretended to adopt adorable puppies before FEEDING THEM to his ravenous serpents’」(Credit: The Pandu/Newsflash)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)