SNSに次のように投稿したのだった。
「病院への立ち入りを禁止されている男性は、どうしても感謝の気持ちを伝えたかったのでしょう。男性の目からは涙が溢れて止まらないようでした。」
「私は少しだけドアを開けて、外にいる男性に『奥さんの調子はどう?』と聞いたのです。すると男性は『とてもいいよ。妻は今日、家に帰るんだ。あなたたちの素晴らしい仕事のおかげだよ』と教えてくれました。」
「私は彼のことや、彼の妻のことも知りません。でも自分が看護師として13年間もやってこられたのは、このためだと気付いたのです。今は本当につらい時期です。でもそのなかで私たちの仕事がいかに重要であるのか、改めて考えさせられたのです。私は私の(仕事の)チームが大好きです。」
アリソンさんはこの男性の妻がどんな病気で緊急救命室に搬送されてきたのか、どのくらい入院していたのかは分からないものの、『ABC15 Arizona』のインタビューに「あの瞬間をずっと心に留めておきたいと、そう思ってシャッターをきりました。男性の姿を見て心が奮い立つのを感じ、『この仕事が心から好きなんだ』と再認識したのです」と明かしている。
ちなみにこの男性のパワフルなメッセージ、そしてアリソンさんの投稿には「私も涙がとまらなかった」「この男性が心から『ありがとう』って伝えたかったのがよくわかる。わざわざこうやって足を運んだ男性も素敵だと思う」「今はこんなポジティブなニュースが必要だよ」「シェアしてくれてありがとう。男性の顔を見ているだけで、じ~んときてしまった」「医療従事者には本当に感謝している。みんなで心を一つにして乗り切ろう」といったコメントがあがっている。
なおイギリスでは先月26日の午後8時、「Clap For Our Carers」(医療/介護スタッフに拍手を)が行われ、最前線で任務に従事する人々を称える拍手が街中に鳴り響き話題となったばかりだ。
画像は『Allison Swendsen 2020年3月25日付Facebook「In triage the other day, I heard a knock on the window…」』『InspireMore.com 2020年3月30日付「Man Stands Outside ER With Sign Thanking Team That Saved His Wife’s Life.」(Facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)