司法取引により終身刑を免れ、今月16日に懲役20年、10年間の保護観察の判決を受け、性犯罪者として一生涯登録されることになった。
裁判所に17歳になった息子と一緒に姿を現したナディーンさんは、『Tampa Bay Times』にメリッサに対する激しい怒りをこうぶちまけた。
「女性が性的暴行の加害者になり得るなんて、当時は頭にありませんでした。私たちはメリッサを娘のように思って接していたのに、こんな酷い仕打ちを受けるなんて…。息子は当時11歳で、ティーンエイジャーにもなっていませんでした。メリッサは息子の子供時代を奪ったのです。息子は普通のティーンエイジャーのような生活はできません。5歳の子供がいる17歳の息子とデートしてくれる子なんてほとんどいませんよ。」
「現在、孫は私が面倒を見ていますが、息子は学校から帰ると裏庭で一緒に遊んでいます。息子の人生はメリッサによって変わってしまいました。それでも息子は父親としての役割を果たそうと必死に頑張っているのです。」
なおメリッサの弁護人は、法廷で「メリッサは両親に虐待され育ち、ホームレスの経験もありました。高校の卒業証書を手にしたのは刑務所だったのです」と彼女の過去を明かしたが、ナディーンさんはこう切り捨てた。
「過去にどんなことがあったとしても、メリッサが息子にしたことは許されることではありません。息子が苦しんでいることに気付かなかったことが、本当に悔やまれます。」
画像は『New York Post 2019年10月18日付「Ex-nanny gets 20 years in prison for sexually abusing boy, giving birth to his child」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)