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米カリフォルニア州に住む先天性前腕欠損の女性が、ガラスの靴ならぬガラスの腕を持つシンデレラに扮した写真をFacebookに投稿したところ、地元メディア『NBC San Diego』などが取り上げ拡散している。「人と違うことは自分の強みであり、美しさである」という女性のメッセージは、同じ障がいを持つ人だけでなく多くの人の心を動かしたようだ。
カリフォルニア州サンディエゴ郡オーシャンサイド在住でグラフィックデザイナーのマンディ・パースリーさん(Mandy Pursley)は生まれつき右手前腕が欠損しているが、コスプレが趣味で手の込んだ衣装も器用に縫い上げる。
そんなマンディさんは最近、8歳の娘が学校で学んでいる童話『シンデレラ』にインスパイアされ、自分もシンデレラのように美しいプリンセスになりたいという思いに駆られた。
マンディさんはプリンセスになるまでの心のうちを、次のように明かしている。
「かつては鏡に映る自分を見て、みんながイメージするプリンセスとのギャップに悩み、傷ついたこともあったわ。だって世界には素晴らしい童話がたくさんあるけど、私のように腕がないプリンセスはいないでしょう。でも長い時間をかけて学んだの。人と違うことは、私の強みでもあり、美しさでもあり、ありのままの姿こそユニークさの象徴であることにね。だから私がシンデレラになることで、どんな障がいを持っていても関係がないんだってことを証明したかったの。」
シンデレラ・プロジェクトはこうしてスタートし、