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カメルーンに住む4歳男児が腹部の激痛、嘔吐、腹部膨満感を訴え病院を訪れたところ、回虫症と診断され手術を受けた。男児は栄養失調で6か月ほどひどい便秘で苦しんでおり、入院する3日ほど前から症状が悪化していた。
メディカルリポート『Journal of Medical Case Reports』は先月24日、カメルーン北西部のマンシャム地区在住の4歳男児が腸に寄生する回虫(線虫の一種)によって引き起こされる回虫症を患っていたことを発表した。
担当した医師によると、男児の小腸には回虫がびっしりと寄生して蠢いており、小腸を2センチほど切開し回虫の摘出手術を行ったとのことだ。男児はこれまでに一度も駆虫をしたことがなかったが、男児と家族全員にベンゾイミダゾール系の駆虫薬メベンダゾールが処方された。男児は順調に回復し、1週間後には退院している。
日本ではほとんど見られなくなった回虫症だが、アメリカ疾病管理予防センター(CDC)によると、世界では8億700万~12億人が感染しているという。感染者は衛生状態が悪い地域や熱帯や亜熱帯地域の2歳~10歳の子供がほとんどで、よく洗っていない野菜などについた回虫の虫卵を飲み込んだり、虫卵が混じった人間の便に触れることで感染する。
このたび感染した男児の場合、