妊娠中の母親がお腹の中の我が子と繋がっていた証とも言えるヘソを取り除くことにより、家族に対して“絶縁”とも取れる行動で腹いせをすることを決めたのだった。
外科手術によってヘソを摘出したパウリナさんは手術後、感染症にかかり、伸びをすることも笑うこともできず苦労したという。
徐々に痛みが和らぎ始めた頃、自分のヘソを小さな化粧バッグに入れ「愛している」とメモを添えて当時の恋人に贈った。この異様とも思える愛情表現に対して意外にも彼はその思いをきちんと受け止め、大事にヘソを保管したとのことだ。
それから3年経った今、パウリナさんは自分のしたことに対して非常に悔やんでいると言い、このように述べている。
「私が母親の立場だったら、私のしたことを本当に残念に感じることでしょう。母は精神的に打ちのめされたに違いありません。その悲しみをはかり知ることは私にはできません。」
「時に皆さんの子供は親との繋がりを絶とうとします。もし時間が戻せるなら私は二度と同じことを繰り返さないでしょう。無謀で感情に駆られてしてしまった私の行為は多くの人を傷つけてしまいました。」
「ヘソを摘出したことは後悔していますが、今となってはその傷跡は、私が衝動的な行動に出る前の警告という役割を果たしてくれています。」
パウリナさんによると、ヘソの摘出手術後を境に家族との関係は徐々に良くなっていったとのことだ。
画像は『New York Post 2018年10月26日付「Woman regrets removing belly button, ‘gifting’ it to boyfriend」(Caters News Agency)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)