海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】息子の遺灰が窃盗被害に SNSの呼びかけで無事に両親のもとへ(英)

クリスマス前は特に空き巣被害が多発するイギリス。息子の遺灰が入った箱を盗まれたあるカップルがソーシャルメディアを通して訴えたところ、無事に取り戻すことができ「最高のクリスマスプレゼントになった」と喜びを口にした。英メディア『Mirror』『BBC News』などが伝えている。

ダービーのアルバストンに暮らすトム・ベントリーさんとローラン・パウエルさんは12月22日の夜、空き巣被害に遭い、カップルにとって大切な亡き息子の遺灰を盗まれるという悲劇に見舞われた。

ロイヤル・ダービー病院に看護師として勤務するローランさんは、今年の9月にトムさんとの間に授かったトーマス君を死産で亡くした。カップルは我が子の遺灰を小さな白い箱に入れ、「我が息子トーマス・ベントリーの火葬された遺灰」と記したラベルを貼り付けて、テディベアの横に並べてあった。

22日、ローランさんが帰宅すると窓から空き巣に入られたことに気付いた。現金や婚約指輪、宝石などの他、トーマス君の遺灰が入った箱も盗まれたことを知り、窃盗犯に強い怒りを覚えた。

「息子の遺灰が収められた箱は、小さいのですが結構重かったのです。犯人は金目のものが入っていると思い込んで盗んだのでしょう。息子を亡くしてまだ日が浅いのにこんな目に遭うなんて…。遺灰を盗まれたというだけでなく、再び息子を失ったという気持ちになりました。息子の遺灰が私たちにとってどれほど大切なものか。盗んだ人は良心を見せてほしい。婚約指輪も盗まれてしまったけれど、息子の遺灰に比べたら大したことではありません。」

クリスマス直前ということもあって、クリスマスの買い物に出かけていたローランさん宅を狙った空き巣犯に、

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