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南アフリカ・ケープタウンでは現在、水不足が深刻化している。そこで市長は頼みの綱として、あらゆる宗教の長を呼び寄せて雨乞いを行うことにした。
ケープタウンは毎年、この時期になると水不足が懸念されているが、今年はより深刻である。5月22日頃にはダムの貯水量が20.7%にまで低下し、危機的状況に陥った。
市では数か月前から水の使用制限を呼び掛けていたが、来月からは制限レベルが“4”にまで引き上げられることとなった。“レベル4”になると水の使用は飲料、調理用、必要最低限の洗浄に限られることとなり、庭の水やり、プールの水の追加、洗車が禁止される。また水洗トイレには雨水、風呂の残り水、食器を洗った水などを利用しなければならず、1人1日当たりの水使用量は100リットル以下に制限される。これは家庭だけに限らず、ホテルやジムでもプールやサウナの使用を禁止するなどの対策を迫られることになる。
これまで水の節約に努めてきたケープタウンだが、4~5月の降雨量は予想を下回り、このままでは8月~9月にはダムの水が底をついてしまう。そこで市長は雨乞いをすることを決定した。
5月25日午後2時。イスラム教、キリスト教、コイサン族、バハイ教、仏教、ヒンドゥー教、ユダヤ教などの長がケープ半島北部にあるテーブルマウンテンに集められ、雨乞いの儀式が執り行われた。