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狩猟中のハンターが、繁殖シーズンの象の群れの中に入り込み象たちの怒りを買った。攻撃してくる象を次々と射殺したが、仲間が撃ち殺した象の下敷きになり命を落とす結果となった。南アフリカの『Netwerk24』が伝えたことで、英『Metro』や『The Telegraph』などのメディアでも報じられた。
5月19日午後、ジンバブエのワンゲ国立公園近くの「Good Luck Farm」で、狩猟中のハンターが象の下敷きになり死亡する事故が起こった。
妻と5人の子供を持つ南アフリカ・ツァニーン出身のチュニス・ボータさん(51歳)は、レパードやライオンなどの獲物を猟犬の群れを伴って捕らえるハンティングを得意とし、“大物を狙うハンター(big game hunter)”としてアフリカ南部ではよく知られた存在だった。
この日、チュニスさんは「Good Luck Farm」でハンターらグループの指揮をとっていたが、偶然にも繁殖シーズンの象の群れに行きあたってしまった。3頭のメスの象がハンターたちを攻撃したため、チュニスさんはライフル銃でその3頭を撃ち殺した。
ところが4頭目の象が横から攻撃し、鼻でチュニスさんを持ち上げた。グループ内の別のハンターがその象を撃ったが、チュニスさんはその時に倒れた象の下敷きになったという。