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人口4900万人以上が暮らす中国南東部に位置する重慶市は、北海道ほどの面積を持ち市内に多くの県や農村部を抱えているために人口密度はさほど高くはない。しかし都心部はスペースがないほど住居が立ち並んでいるようだ。重慶市は斜面の多い丘陵地帯でもあるために「Mountain City」とも呼ばれている。
その重慶市で再び話題になっているのは、高層マンションが立ち並ぶエリアに敷かれた線路に沿って、建物の中を通るモノレールの姿だ。このユニークな建設が行われたのは2004年のことで、モノレールは19階建ての6階と8階の間を通る仕組みになっており、マンション内に駅が設置されている。その住民にとって便利性もあり、駅の建設スペースの節約も兼ねているといったところだろうか。
気になるのは騒音だが、重慶市交通局スポークスマンのユアン・チェンさんによると、騒音を下げる設備を備えておりモノレールがマンションを通過する時の音は60デシベルで、各家庭が食器洗い機を使う音と似ているという。
このマンションに駅を建設することは、不動産側の合意があってこその実現であった。騒音被害がほとんどないマンションに便利性のために住みたいという人も増えたのか、駅ができて以来マンションの値段はかなり上がったようだ。プランナーや建築家の想像力と創造性に工夫を重ねて完成させた、ユニークな駅付きのマンションとあっては、2004年以来いまだ海外で話題になるのもうなずけるといえよう。
出典:http://www.mirror.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)