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北極海に続くロシア北西部のオビ湾に面したネネツ自治管区ヌイダの浜辺には今、珍しいもの見たさの人々が続々と集まり、熱心に写真撮影をしている。ボール状に丸まった巨大な雪の塊が波により多数打ち寄せたというのだ。座っている女性の体と比較することで、それらがバスケットボールを思わせるほど大きなものであることがわかる。
最初にこの雪の塊について報じた地方紙は“白い大砲のよう”と表現していたが、サイズはテニスボールほどのものもあれば、雪だるまの頭かと思うようなビッグサイズのものもあるといい、住民のEkaterina Chernykさんは取材に「一か所に集中しているし、誰かがここに大きな雪の玉を持ってきて撒いたみたいな感じ」と話し、村の職員であるValery Akulovさんも「長老でさえこんなものは初めて目にしたと話している」と語る。
しかし「ロシア北極南極研究所(Russian Arctic and Antarctic Research Institute)」のセルゲイ・リセンコフ氏は「非常に稀なことですが、ある特定の気候条件下で雪が降ると波によってこんな風に形づくられていくことがある。海岸線の形状に加え風、温度、波、これらすべての相互作用によるもの」と説明し、自然界がおりなした驚異の現象に人々は深く感動しているもようだ。2年前にはアメリカのミシガン湖でも同様の現象が確認されたという。
出典:http://www.mirror.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)