ワニの腹部から子供の遺体の一部、両親の目の前で襲われた8歳男児か(コスタリ…
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米ミズーリ州コトルビルに暮らす12歳のカイリー・プレーター君は、母親から地域の図書館で行われるCPR(心肺蘇生法)クラスに出席するように言われた。カイリー君はたった20分の無料コースに渋々といった表情で参加したという。
その数週間後に、まさか自分がそれを実践しなければならない時が来るとはカイリー君も想像していなかっただろう。母親と9歳になる妹のカムデンちゃんと3人で車に乗っていた時に、後部座席でアイスクリームを食べていたカムデンちゃんが、コーン部分を喉に詰まらせてしまったのだ。
車を停止するやいなや、カイリー君は自分が食べていたアイスクリームを投げ捨て妹の救助に当たった。カイリー君はカムデンちゃんの後ろに座ると、脇の下から両腕を腹部に回した。そしてグーの手にした片手の上にもう一方の手を重ね、カムデンちゃんのみぞおちからへそに向けて強く圧迫した。これは気道に詰まった異物を除去する応急措置「ハイムリック法」と呼ばれるもので、カイリー君がCPRのクラスで練習したものだ。
時間の無駄だと思っていたCPRのクラスに参加したことが、結果として大切な妹の命を救うこととなったのだ。この20分がなければ、カイリー君にカムデンちゃんを救うことは難しかったであろう。
2人の母親、キンバリーさんも「息子は嫌がっていたけど無理やり(CPRのクラスに)参加させて本当に良かった。何が起こるか本当にわからない」と今回の事故について語っている。
出典:http://www.itv.com
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)