EU発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【EU発!Breaking News】腕相撲界の27歳チャンピオン。その右腕があまりにもスゴイ。(独)

世界にもはや無敵という27歳のドイツ人アームレスラー、その極太の右腕が大変な話題になっている。かつてはコンプレックスであったというその右腕で、彼は今、世界の名だたる腕相撲大会を総なめにしているのであった。

この写真(画像はmatthias-schlitte.deのスクリーンショット)の男性はドイツのザクセン=アンハルト州出身で、現在はオーストラリア在住のMatthias Schlitteさん(27)。彼の右腕が、左腕の約2倍もの太さであることに気づかれたことであろう。彼はドイツ国内で8、国際大会で14ものタイトルに輝いたプロのアームレスラーで、腕相撲ロボットと対戦して勝ったこともある。

ただし、この右腕の異様な太さは実は生まれつきのものであった。遺伝子上の突然変異が原因で、Matthiasさんにとっては長い間コンプレックスの種であったという。しかし16歳の時、あるバーで行われた腕相撲大会で初めての経験ながら優勝し、やっと自分の右腕に自信を持つように。その後は名指導者のもとで文字通り“腕”を磨き、17歳でプロデビューするとあっという間に世界進出を果たした。右腕のもっとも太い部分の周囲が46cmもありながら体重70kg以下、あるいは90kg以下というクラスで戦うため、Matthiasさんに敵はいない。

コンプレックスを見事武器に変えたMatthiasさん。このタフで男らしい右腕とナイスなルックスがものを言い、彼は今、「AEG Power Tools」社の広告塔も務めている。大会がある時以外は電動工具を担いで各地に出かけ、キャンペーン活動を熱心に行っているもようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)