米国発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【米国発!Breaking News】パートナーとの喧嘩中にぬいぐるみを刺した女が逮捕。「それも殺意」と保安当局。(ワイオミング州)

喧嘩の相手が凶器を握りしめたり、苛立ちゆえに激しくモノに当たる姿を見るのは極めて恐ろしいものである。このほど米ワイオミング州で、子をなしたパートナーとの喧嘩中にナイフを持ち出し、ぬいぐるみを刺した女が逮捕された。

夫婦、恋人、親子で激しい喧嘩を繰り広げている時、相手に拳銃や刃物を持ち出されることくらい怖いものはない。このほど米ワイオミング州ナトロナ郡キャスパーで、カーリー・マーラ(写真はナトロナ郡保安局が公開)という女が、パートナーとして子までなしたジョーダン・マクアレクサンダーさんとの喧嘩中にナイフを手に握りしめ、テディベアのぬいぐるみを刺し続けて逮捕された。

ジョーダンさんの命の身代わりとなってくれたのは、150cmほどの大きさがある白いテディベア。おそらく子供が可愛がっていたものであろう。その腹部を激しく刺しながら、マーラはジョーダンさんに「このベアがアンタだったらよかったのに!」と言っていたことから、郡保安官はその乱暴な行為を殺意の表れとみなしたのだ。またマーラは数種類の規制薬物を所有していたという。

『Wyoming Star-Tribune』紙によれば、この2人には1歳4か月の子供がいるが、それぞれがすでに別の異性との関係を築いており、別居前の最後の夜を家族3人で過ごそうとしていた中で激しい喧嘩が勃発したという。マーラは約50万円の保釈金を支払ったために留置場からは一旦保釈となっているが、幼い子の今後の養育についても懸念が残る事件である。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)