第35代アメリカ合衆国大統領のジョン・F・ケネディ氏（1963年没）、そしてニューヨーク州の上院議員で米司法長官を務めたロバート・ケネディ氏（1968年没）。この兄弟がともに女優のマリリン・モンローに夢中になっていたことは有名だが、時には3人で一緒にベッドに入っていたという驚きの映像が存在し、オークションに出品されることになった。

世界中の男をとりこにしたものの、1962年8月に36歳の若さで急逝した美しきセックスシンボル、マリリン・モンロー。自殺説や急性薬物中毒死説、そしてジョン・F・ケネディ大統領やその弟で司法長官のロバート・ケネディ氏との情事が発覚することを恐れた、何者かに謀殺されたとの説もある。そのケネディ兄弟について、2人の関係はマリリンを取り合う恋のライバルという印象を抱いていた方も多いであろう。ところが3人は一緒にベッドに入っていたことがあったというのだ。

当時の撮影技術である8mmフィルムに残されたその証拠映像。所有者は、元ハリウッドスター御用達のボディガードであったウィリアム・キャッスルベリー氏。4日にそのテープを有名オークションに出品することを、このほどハリウッド情報サイト『Radar Online』に告げた。これまでまったくその存在を明らかにしなかった理由は、マリリンの元夫で野球選手であったジョー・ディマジオ氏（1999年没）への敬意からだそうだ。

マリリンをひたすら愛し、その思い出を大切にしたいと離婚後も独身を通し、死ぬ間際には「これでマリリンのところへ行ける」と漏らしたディマジオ氏。彼はケネディ兄弟がマリリンを謀殺したに違いないと考え、彼らに対する激しい憎悪を募らせていた。そのような時にこの3P映像が出回るのではディマジオ氏が気の毒だと感じていたそうだ。キャッスルベリー氏は今回のオークションでハリウッドスター関連の秘蔵コレクションを他にも多数出品するといい、注目が集まっている。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）