米オハイオ州に、なんと「アイシャドウが大好物」という22歳の女性がいた。家族や婚約者もその爆弾告白に驚きを隠せず、「すぐに医師の診察を」と促されたが、彼女はすでに心臓を病んでいる他、ガンの発症が心配されるという。

奇想天外な人生、変わった趣味にハマッている人々などにスポットを当てる、米ケーブルチャンネルTLC（The Learning Channel）のリアリティ番組『My Strange Addiction』。そこにこのほど登場した、米オハイオ州トレド在住のブリトニさん（22）の危険な異食が大きな波紋を広げている。彼女は週に50ケースほどのアイシャドウを購入する生活を送っており、中身をヘラで粉々に潰してはパラパラと口の中へ運ぶ（画像は『TLC』のスクリーンショット）。なんと「色」にして1日あたり15～20色のアイシャドウを「食べてきた」というのだ。

「これは私の好物。皆が甘いものにハマるのと同じよ。しかも食べることで内側からもキレイになれるような気がするの」と言うブリトニさん。アイシャドウを食べるようになったのは9歳の時。母親がメイクをする様子を見ていて「食べればいいのに」と思うようになり、こっそりと実践してきた。好きな味はグレー、白、ブラウンで、暗めの色は後味がスッキリしないとのこと。ドラッグストアでは購入する前に誰も見ていないことを確かめると、指先につけたアイシャドウをペロリと舌へ。必ず“味見”をするそうだ。

そのリアリティ番組でブリトニさんは家族と婚約者のジョシュさんに、「これまで黙っていてゴメンナサイ」と衝撃の事実を告白している。彼らに強く促されて医師の診察を受けたブリトニさん。ジャック・シーベネイラー医師は彼女に、「あなたが食べたアイシャドウにはヒ素、カドミウム、鉛、ニッケルその他が含まれており、ガン発症と心臓発作の危険にさらされています」と警告した。実はブリトニさん、12歳の時に医師から心臓の病気を指摘され、その時にも化学物質の摂取が強く疑われたが、思い当たることはないと嘘をつき通していたそうだ。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）