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パリと南米ベネズエラの首都カラカス間を結ぶエールフランス機の中から、約1.4トンものコカインが発見された。これはフランスに密輸された麻薬の中でも、最大規模のものであった。警察では軍関係者やエールフランス社内にも密輸に関係している者がいるとみて捜査を続けている。
大量のコカインは、今月10日カラカス近郊のシモン・ボリバル国際空港を出発し、11日にパリのシャルル・ド・ゴール国際空港に到着したエールフランス機内に31個のスーツケースの中に隠されて積み込まれていたものであり、シャルル・ド・ゴール国際空港にて特別警察によって発見された。
これらコカインの合計は1.38トン、末端価格にして約2億ユーロ(約270億円)に上り、かつてフランスに密輸された麻薬の中でも最も多い量であるという。この密輸の背景は現在捜査中だが、イタリアのマフィアが関与しているのではないかと見られている。
すでにベネズエラではこの麻薬密輸に関わったとされる22人が、またフランスでもイギリス人3人とイタリア人3人が逮捕された。ベネズエラの司法大臣ミゲル・ロドリゲス氏は、これだけのコカインを“輸出”することができた裏には、シモン・ボリバル国際空港での荷物検査が正常に機能していなかった可能性があると指摘した。
またフランスの特別警察もこれほど大規模な密輸であったことから、エールフランス社やベネズエラの軍関係者の中にも共犯者がいると推測している。現にエールフランス社ベネズエラ支社のマネージャーがこの麻薬密輸に関係している疑いが持たれており、現在取り調べが行われているという。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)