EU発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【EU発!Breaking News】マクドナルド激怒。カウンターを飛び越える“McDiving”が大学生の間で流行中。(英)

今年の春、日本ではUSJやTDLで大学生(一部高校生も)による迷惑行為が相次いで大きな問題となっていた。悪ふざけも度を越せば立派な犯罪だが、洋をまたいでイギリスでは今、マクドナルドのいくつかの店舗が若者の愚行により大変な迷惑をこうむっていることが分かった。

今、イギリスのいくつかのメディアが大きく扱っているのが若者による“McDiving(マクダイビング)”問題。大学生らしき若者がマクドナルドに酔って(イギリスでは基本的に18歳から飲酒はOK)現れ、カウンター越しに奥に向かって飛び込むというもので、硬い床に上半身から落ちるばかりか、油や熱湯をかぶる可能性もある。

ギャングの急襲にでもあったかのように騒然となってしまうマクドナルドの店舗。国内の北から南までいくつかの店舗で同じような事態が発生し、仲間と思われる人物がこれを撮影して動画をSNSに投稿しているため、大学生を中心に若者の間で「度胸試し」として流行りつつあるとマクドナルドは警戒感を強めていた。

そしてFacebookに、マクドナルドのおなじみのマークをアイコンに使用した“マクダイビング”なる確信犯のページが存在することが判明した。「マクダイビングは今最も新しいスポーツだよ」ととんでもない呼びかけを行っており、「いいね!」には1000人以上が登録というありさま。これに対してマクドナルドは、「店舗のカウンターをダイブするなどという愚行を私たちは断じて容赦しません。本人ばかりか店員にとっても危険な行為です」と声明を発表した。

親元を離れて進学する者も多い大学という世界。入学した時に感じる解放感は格別なものがあり、気持ちが大きくなる者も多い。だがそこで「なんか面白いことないかな。パーッとやろうぜ」とばかり、持て余しているエネルギーを迷惑行為に発展させるのはあまりにも無分別というもの。幼い精神年齢を「若いから」で済まされると思ったら大間違いである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)