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デンマークの動物園で生まれたホッキョクグマの赤ちゃんの可愛らしさが、デンマークはもとよりヨーロッパ中で人気となっている。
Sikuと名づけられたこのホッキョクグマの赤ちゃんは、約1ヶ月前にデンマーク東部の街Aarhus付近にある動物園で誕生した。
ホッキョクグマの赤ちゃんといえば、2006年にドイツ・ベルリンの動物園で誕生し大人気となったKnutがいるが、SikuもKnutの場合と同じように母親によって育児放棄されたため、動物園の飼育係らによって哺乳瓶でミルクを与え育てられている。3人の飼育係による24時間体制の世話が功を奏し、誕生時には1.8キロしかなかった体重も今では3.2キロほどに成長している。
Sikuが人気者となったきっかけは、ヨーロッパ各国のインターネットニュースで配信された動画である。そこに映し出されている、テーブルの上で手足を投げ出し寝転がるSikuのあまりに可愛らしい姿が話題を呼び、ほどなくしてテレビのニュースでも放送されたことであっという間に人気者になった。
動物園長のVigh-Larsen氏は、Sikuがテレビで放送された直後は電話が鳴りっぱなしとなり、その注目度に最初は驚きを隠せなかったという。しかしSikuに注目が集まることで、ホッキョクグマが棲息する北極圏が地球温暖化の影響によって崩壊の危機にさらされていることを、人々が意識するきっかけとなってほしいと話している。
かわいいSikuの様子はこちらの動画で確認できる。
http://www.youtube.com/watch?v=weA8piXxwZ4
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)