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ロサンゼルス警察委員会はこのほど、同市警察から提出されている信号カメラ設置プログラムの継続案を否決した。KTLAニュースが6月7日報じている。
カリフォルニア州ロサンゼルス市では、赤信号無視の監視対策として信号機にカメラを設置しており、信号が赤に変わってから進入した車が撮影されると、約450ドルの罰金が生じる。
同市警察では、カメラの運用・管理を任せている会社との契約更新を認めるよう委員会に要請していた。この会社では市内32カ所のカメラ設置を担当している。
否決の理由には、違反者の罰金回収がうまく行っておらず、プログラム自体の法執行力に疑問があるなどが挙がった。監視カメラは「交差点での接触事故削減に大いに有効」と主張する警察側は、今回の決定に驚きを隠せない。決定を下した委員の一人は、「カメラの機能が効果的なのかどうか分からない」と答えている。
(TechinsightJapan編集部 あきながまさこ)