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米最高裁判所は23日、混雑を理由にカリフォルニア州の受刑者を早期釈放する裁判所命令を支持する決定を下した。KTLAニュースが5月23日報じている。
カリフォルニア州の裁判所命令によると、今後2年間で38,000人から46,000人の危険度の低い受刑者が釈放される見込み。2010年11月の時点で、同州の33か所の刑務所には147,000人が収容されており、収容率190%の混雑度だという。
収容施設が満杯のため、200人ほどの受刑者が体育館での生活を余儀なくされ、また54人が一つのトイレを共同使用するなどの刑務所もある。
米最高裁は5対4でカリフォルニア州の裁判所命令を支持する決定を下したが、賛成票を投じたものは「過密状態による過酷な生活は、憲法で守られている最低の権利を侵害する」などを理由としてあげた。
(TechinsightJapan編集部 あきながまさこ)