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全米の大気汚染都市ランキングが発表され、汚染のひどい都市がカリフォルニア州に集中していることが判明した。HealthDayニュースが4月27日報じている。
米国肺協会がこのほど発表した空気の質に関する年次レポート、「State of Air 2011」によると、スモッグのひどい地域に住む住民は米国人全体の48%にあたり、一時的に汚染がひどくなる地域の住民は20%、所々で汚染がひどくなる地域に6%の住民が住んでいることが分かった。
また、都市別でみた最も空気の悪い都市は、ロサンゼルス、ロングビーチ、リバーサイド、ベーカーズフィールド、サクラメント、サンディエゴなどで、ほとんどがカリフォルニア州にある。
分析者は、汚染物質の排出に関して厳しい規制がありながらカリフォルニアに汚染都市が集中する理由として、交通渋滞、主要な貿易港の存在、石油精製産業、木材や農業燃料の燃焼、住宅における冷暖房使用など様々な要因が組み合わさっているためだと述べる。
大気汚染は、長期、短期に関わらず人の健康に大きく影響を及ぼすことが多くの研究で指摘されている。専門家は肺への影響ばかりでなく、糖尿病、心疾患、脳卒中、未熟児出産の原因となることも警告している。
(TechinsightJapan編集部 あきながまさこ)