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2010年国勢調査の分析結果が発表になり、カリフォルニア他9州では18歳未満の子供の層で白人が少数派になっていることが明らかになった。KTLAニュースが4月6日報じている。
2000‐2010年国勢調査データブルッキングス分析によると、全米における白人総人口の増加率は1.2%で、全米平均の9.7%を下回り、ヒスパニック系およびアジア系の43%に比べかなり低いことが分かった。
この現象は出生率を見ても明らかで、白人女性の場合1.9人に対し、ヒスパニック系は3.0人を示している。また、白人層の高齢化が進んでいることも人口増加の伸びが少ないことに影響する。白人層の平均年齢が41歳に比べ、ヒスパニック系は27歳、アジア系は35歳だった。
白人層で18歳未満の子供の数は430万人減少している一方で、ヒスパニック系およびアジア系は550万人増加している。白人層では1990年代は13.7%の伸びを示していたが、2000年代に入ってわずか2.6%にとどまっている。
白人層の子供が少数派となった州が前回の調査ではカリフォルニア州など4州だったが、今回はアリゾナ、フロリダなどが入り10州となった。アトランタ、ダラス、フェニックスなど大都市でも、白人層の占める割合が減少しているという。
(TechinsightJapan編集部 あきながまさこ)