カリフォルニアのサンディエゴで先月10日、車椅子に乗り模型のBB銃で銀行強盗をした男に禁固21年の量刑判決が下された。

公判で被告は、今年の夏にサンディエゴの銀行に車椅子に乗って強盗に入り、現金2000ドルを奪ったと証言した。被告は71歳の男で、病院で不治の病と診断され自暴自棄になり犯行に及んだと証言している。弁護士は、被告は人に危害を与えるつもりはなく、路上生活から逃げ出したくてやった犯行だと主張していた。

裁判官はこの判決について、「90歳を過ぎてから出所することになるが、 その頃にはもう市民を脅かす犯罪はできなくなっているだろう」とコメントしているという。
（TechinsightJapan編集部　CHIKAKO）