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アメリカではアルコール依存症患者の数は減少しているが、薬物依存で治療を受ける件数が急増していることが米薬物乱用精神衛生局(SAMHSA)の調べで判明した。HealthDayニュースが12月29日伝えている。
SAMHSAは、1998年から2008年までに全米で12歳以上がアルコールや薬物の依存症状で入院した状況の分析報告書をこのほど発表した。
この報告によれば、アルコール依存による入院は全米では15%減少しているが、アーカンソー、アイオワ、カンザス、ミネソタ、ミズーリ、ノースダコタ、サウスダコタ、ネブラスカでは変化は見られないという。
マリファナ乱用による入院は全米で30%増加しており、前記の8州に加えてニューヨーク、ペンシルベニアで使用率が高い。また、鎮痛剤乱用による入院は1998年から2008年で345%増加しており、特にコネチカット、メイン、アラバマなどの州でその傾向は顕著にみられる。覚せい剤依存は、2005年のピーク時より減少傾向にあるとはいうものの、10年間で53%増加している。ただ、コカイン依存は23%減少しているという。
(TechinsightJapan編集部 あきながまさこ)