赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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サンバーナディーノ郡保安局は、「ヒットマン(殺し屋)スキャム」と呼ばれる迷惑メールの受信件数が同郡住民の間で増加していることを重く見て捜査に乗り出した。また、受け取っても返信しないよう警告している。KTLAニュースが22日伝えた。
メールは、(受信者の)身近な人物から(受信者を)殺害するよう依頼を受けたが、金を払えば考え直すというような内容。金額の幅は2~300ドルから数千ドルまで様々。また、警察に通報すると家族の身に危険が及ぶと脅している。
このスキャムメールは今回が初めてではなく、FBIの捜査資料によると2006年12月から2、3年間出回り、終息した。配信先は海外で、モスクワからのものが多いという。FBIでは新手のスパムメールとして既に捜査に着手している。
当局は「迷惑メールではあるが、内容が命を脅かすものであることから軽く考えてはいない。こうしたメールは個人情報を奪取する目的で配信されることが多いため、とにかく返信せず削除すること」、ただし、中身をよく読んで、受信者の名前、家族の名前、電話番号など個人を特定できる情報が含まれている場合は、地元警察へ届け出るよう呼びかけている。
(TechinsightJapan編集部 あきながまさこ)