米高速鉄道アムトラックで15日から手荷物としての銃の持ち込みが可能になった。銃の持ち込みは9・11同時多発テロ以来規制されていた。KTLAニュースが15日伝えている。

アムトラックの新しいポリシーによると持ち込みには条件があり、銃は装填しない、受託手荷物として専用のカギ付きケースに入れる、乗車の最低24時間前に申請の書類手続きをする、この3点をクリアしなければならない。

こうした規制緩和には全米ライフル協会の圧力が関わっているものとみられるが、列車の旅の安全を脅かすものと警鐘を鳴らす評論家もいる。

ただ、KTLAが今回の規制緩和について、アムトラックのフラトン駅を利用している乗客に尋ねたところ、大半は「銃を装填せず受託荷物扱いになるため、それほど気にならない」と回答している。
（TechinsightJapan編集部　あきながまさこ）