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日本でいう「みどりのおばさん」、クロッシングガードが横断中の子供たちの前で殴り倒されるという事件がロサンゼルスで起こった。KTLAニュースが30日伝えている。
クロッシングガードとは、小学校など学校の前の道路で、生徒が安全に横断できるよう誘導する役割を持つ。
調べによると、29日午後2時頃、フーパーアベニューとファイアーストーンブルバードの交差路で、子供たちの横断中、交差路をそのまま進もうとしてくる車に向かって、クロッシングガードの女性が標識を振りかざし注意を促した。
運転していたホゼ・ヘルナンデス容疑者(27)はクロッシングガードに脅すように大声を上げ、後から降りてきた同乗者のデル・マルティネス容疑者(20)が拳で女性を殴り倒した。さらにマルティネス容疑者は標識や女性が首にかけていたホイッスルと身分証を奪い取ったという。
二人はその場から車で走り去ったが、その場には多くの児童の父兄が居合わせており、逃走した車のナンバーを記憶していたことから、二人はその後自宅に戻ったところを逮捕されている。
クロッシングガードの女性は軽いケガで済んだ。
(TechinsightJapan編集部 あきながまさこ)