結婚69年の91歳夫婦、9日違いで旅立つ「夫の最期、妻は手を握って離さず」…
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ウィスコンシン州の高校で11月29日、銃を持った男子生徒が教師や同級生を人質に立てこもるという事件が発生した。立てこもりから5時間後、警察官の強行突入で人質は全員無事に救出されたが、男子生徒は自殺を図り病院に運ばれた。KTLAニュースが30日伝えている。
事件が起こったのは放課後間近のマリネット高校。調べによると、午後3時頃、映画を見ていたクラスの中から男子生徒(15)が一人、銃を取り出しプロジェクタに向けて発砲、さらに続けて2発撃った。
男子生徒はそのまま教室を封鎖し、居合わせた24人を人質に立てこもった。生徒は駆け付けた警官隊との話し合いには応じなかったが、人質の教師と警官との電話でのやり取りは許したという。
午後8時頃、外を囲んでいた警官隊は、室内から3発の銃声が聞こえたところで、ドアを破って強行突入した。男子生徒は、警官の突入と同時に銃で自殺を図った。病院で治療を受けているが重体。
警官隊突入の20分前に、生徒5人はトイレに行くことを要求し、そのまま解放されていたという。残る人質もケガが無く救出された。解放された同級生のザック・キャンベルさんは「彼は自暴自棄になっているようだったが、友達を傷つけようという様子は見えなかった」と話している。
立てこもりを起こした動機は今のところ不明で、捜査が続けられている。
(TechinsightJapan編集部 あきながまさこ)