森で採ったキノコをシチューにして食べたタイ人の語学留学生10人が、中毒を起こして病院へと搬送された。10人は幸いにも命は取り留めたが、最悪の場合、死に至っていてもおかしくなかったという。

語学留学でスウェーデンに来ているタイ人留学生10人が、キノコ辞典を手に、森へ入りキノコ狩りをした。森から戻り、彼らが食用だと思いシチューに入れて料理したのは、なんと毒キノコで有名なタマゴテングタケ。留学生10人は胃痙攣と下痢の症状を訴え、病院へと搬送された。早急な治療を受けた為一命は取り留めたが、処置が遅れていたら最悪死に至っていてもおかしくなかったという。

現在キノコ狩りシーズンのスウェーデン。森で採った毒キノコを過って食べてしまう人々は、今年は例年より急増しているという。タマゴテングタケかベニテングタケを食べて中毒を起こすケースが主だという。
（TechinsightJapan編集部　新谷友海）