赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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7年前に起こった父親が娘(3)を殺害した事件で、この度義母が父親に「娘を殺せ」と1年間に渡って迫っていた事が明るみに出た。この義母は懲役10年を言い渡された。
今から7年前、スウェーデン南部のVärnamo近郊で、父親が3歳の娘を殺害するといういたましい事件があった。事件当時、父親は「娘は溺れた」と言っていたが、検視結果で娘の背骨が折れている事が発覚した。当時24歳だった父親は無罪を主張し、精神科の病院へと送り込まれた。警察側は、娘殺害に義母にあたる男の妻が関わっていると疑っていたが、証拠不十分の為に告訴される事はなかったという。
しかし7年の年月を経て、病院に入っている父親が「妻が娘を殺すように命令した。」と主張。裁判所文書によると、この女は1年間に渡り「娘を殺せ」と父親に命令し続けていた。娘の存在が、娘の父親である旦那と女との関係を妨げていると思い込んでいたと思われる。また、父親は「もし妻が命令しなければ、自分は娘を決して殺すことは無かった。」と声明した。女は裁判で有罪、10年の懲役を宣告された。
今回のケースのように、共犯殺人、または命令され殺害に至るケースはスウェーデンでは稀で、1990年から2009年の間に有罪宣告されたのはわずか5人だという。殺人事件の90%が単独犯であるという。
(TechinsightJapan編集部 新谷友海)