赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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ヨーロッパ各地でハリケーン級の嵐が発生し、現在までに少なくとも53人が死亡し、停電した家屋は100万軒以上に及んでいる。特に被害を受けたのはフランスだった。
「Xynthia」と名付けられた激しい嵐が、現在までにポルトガルからオランダ、スペイン、フランス、ドイツに被害をもたらしている。スイスのアルプスでも激しい風が観測された。死者は53人、嵐の影響で停電した家屋は合計で100万軒以上に及ぶ。
死者の大半がフランスの海岸近くの街で被害を受けた人々で、強い風と激しい雨による洪水で溺れて死亡したと伝えられている。フランスでは家が浸水してしまい、屋根に登って8時間救助を待ちヘリコプターで救助された人々や、夜通し車の中で嵐を過ぎるのを待った人々もいるという。
また、ドイツ、スペイン、ベルギーでは、倒れてきた木の下敷きになり死亡した者も何人かいた。ポルトガルでは大きな枝が落ちてきて少年が死亡している。パリのシャルル・ド・ゴール空港では、1/4のフライトがキャンセルされた。エッフェル塔では時速175kmの風速が観測された。
(TechinsightJapan編集部 新谷友海)